プロフィールProfile

川﨑 佳乃 Kawasaki Kano

岡山県立岡山朝日高等学校を卒業後、上京。武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科および同大学院修士課程を修了。在学中、同大学選抜学生によるコンサート、卒業演奏会等に出演。また、福井直秋記念奨学金の奨学生として4度選抜され、2012年には授業料全額相当免除の特待生に選ばれた。

Wiener Musikseminar 2013に参加し、ウィーンにてゾントラウド・シュパイデル氏のマスタークラスを受講。参加者による選抜コンサートに出演する。 第19回ブルクハルト国際音楽コンクールにて審査員賞を受賞。第15,16,17回ヤングアーチストリサイタル、第47回岡山県新人演奏会に出演。 2020年には、岡山プレモルオーケストラ第6回定期演奏会にて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番のソリストを務める。

これまでにピアノを黒住恭子、奥田操、故エレーナ・アシュケナージの各氏に、ピアノ二重奏をコッホ中村幸子氏、伴奏法を三ツ石潤司氏に師事。

幼い頃よりピアノ一筋の人生を送ってきたが、高校時代に朝日高校管弦楽部に所属したことにより、「誰かと共に作る音楽」の楽しさに目覚める。そのため、アンサンブルを学びたいという思いが強く、在学中より、ピアノ二重奏や室内楽、声楽・器楽の伴奏を数多く経験し、東京と岡山で幅広くアンサンブル活動を行う。卒業後には、コンクール等の伴奏や合唱団専属ピアニストとしても活動し、アンサンブルピアニストとしての実績や評価も高く、数多くの伴奏依頼を引き受けている。
現在は岡山在住ピアニストとして、ソロ、アンサンブル、伴奏など、自主企画公演も含めマルチに演奏活動を行う傍ら、後進の指導にもあたっている。